医療に関する知識や認識

診る人によって異なる医療への認識

 

最近久しぶりにお医者さんのお世話になりました。
数年に一度風邪気味で診てもらったりするのですが、今回は区で行っている無料検診です。

 

この3年ほど行けずにいたのでいろいろ不安に思うこともあるのですが、検査が進むにつれ余計に不安になっていきます。
診てもらったのは自宅近くの小さな町医者、先生もかなりのお歳なのですがなぜか説得力があるので風邪が酷いと行くお医者さんでもあります。

 

淡々とメニューをこなして最後に問診、先生はいつ行っても心臓が元気でいいねえと言ってくれます。
そう言われるほど実際には元気でもないのですが、先生の言葉を聞くとなぜかひと安心してしまうのですね。

 

その先生はどんな時でも最低限のお薬しか出してくれない方なのですが、仕事でどうしても休めないと言ってもまず注射を射ってくれないのです。
正直なところ応急処置で対応して欲しい時に行くのですが、きっと先生なりのポリシーがあるのでしょうね。

 

以前引越してくる前に住んでいた街の内科の先生はまったく逆のタイプで、頼めばすぐに注射という処置だったのですが、
それはそれで助かっていたのでどちらが良いとか悪いとかではないのかもしれません。

 

同じ西洋医学に従事する専門医でも違った見解があるのは何となくわかります。
おそらくそれは先生方の年齢には関係なく、医療とはどうあるべきという結論から導いたものなのでしょう。

 

その証拠にどちらもとても評判の良い先生でしたし、話を聞いていても患者のことをよく考えているのが伝わってくる印象がありました。

 

医学のジャンルとして思い出すのは腰痛で仕事ができなかった頃のことです。
ぎっくり腰で歩けなくなった時、いろいろと情報を調べてみると西洋と東洋の医学の差がこんなにあるのかと驚くほど見解に違いがあるようでした。

 

西洋、東洋のカテゴリー分けだけでも幅広いのに、個々の見解が加わってくるとあとはどれを患者が選択して信じるか、
それによって私達の認識もかなり影響されるのは確かなのでしょうね。

 

今回の無料検診、多少心配していた通りにコレステロール値がかなり高め、本来無料のはずの検診に別途お薬代が掛かってしまいました。
最低限のお薬しか出してくれない先生が敢て指摘したからには、今回をきっかけに生活習慣を見直さなければと痛感させられました。

 

医療機関を選ぶときに皆さんはどんな方法で選んでいるでしょう。

 

家に近いから?有名だから?知り合いに勧められたから?などなどいろんな理由があると思います。

 

どこの病院に行ってもそんなに変わりのない処置で治る病気の場合にはそれでいいのですが、、、

 

医療の中には、お医者さんの手先の器用さがその病気を治すのにとっても大切な場合があります。

 

良くテレビなどで、達人の業などの題名で放送される番組を見て行きますと、とても普通の人が真似できないような器用な手運びでミラクルな仕事を仕上げてしまう人がいます。

 

医療も同じで、外科的な手作業の分野では、神業で仕事をこなす人もいれば、何回やっても雑な治療で患者を痛める医者も存在します。

 

特に歯医者などではこの違いが顕著に現れます。

 

歯をかぶせて、1年ぐらいで中に問題が出てきて再度かぶせ直しなんて歯医者は、かなり腕の鈍ったやぶ医者です。

 

そのような歯医者で治療をいくらしても、一年後には治療した歯はダメになってしまいます。

 

ですので、特赦な場所の手作業の入る治療は、専門医と呼ばれるところに行った方が安全です。

 

手の神経や足の神経などの問題ですと、この違いは更に大きな違いになります。

現在の日本は、医療が発達しているといえる状態です。
そのため、医療や薬をうまく利用すれば、健康的な生活に役立てることができます。

 

そして、健康寿命を延ばすことにもつながるのです。
ただ、医療や薬というものは、適切にかかわることが大切になります。

 

このごろ、問題視されている薬の飲み合わせの問題などには気をつけないといけません。
医療と上手にかかわらないと、薬などの過剰投与や飲み合わせなどの問題も起きます。

 

その結果として、健康のために、医療にかかったのに、かえって、健康を損ねるような結果になってしまうのです。
こういったことにも、十分に気をつけたほうがいいでしょう。

 

また、医療や薬というと、病院だけでなく、薬局などでも薬を買ったりするようになります。
この時に気をつけたいことも、やはり、薬の飲み合わせなどの問題です。

 

たとえば、持病があったりして、薬の服用をおこなっている人は、薬局で薬を買う時にも気をつけたほうがいいでしょう。
そして、常に飲んでいる薬との飲み合わせについて、薬剤師などに相談したほうがいいでしょう。

 

こういった人たちは、お薬手帳なども活用するといいでしょう。
お薬手帳を薬剤師に見せれば、飲みたいと思っている市販薬との飲み合わせについてアドバイスしてもらえます。

 

そして、薬の過剰投与や、飲み合わせによる副作用などを防ぐことができるのです。
持病があって、薬を飲んでいる人は多いと思われます。そういった人こそ、お薬手帳を活用するといいでしょう。

 

そして、今では、サプリメントも多く売られています。こういったことは、病気の予防を考える人たちが増えていることの現れでしょう。
病気にかかってしまってから、それを改善することは困難になります。

 

しかし、サプリメントの服用によって、いろいろな病気を予防できれば、健康的な生活につながるといえます。
また、病気を防ぐための食事などについても、情報があふれています。食事というものは、健康的な生活のために欠かせないものです。

 

そして、重要な要素となります。医療や薬に加えて、予防についても考えるようにすれば、より健康的な生活を実現できるでしょう。

誰でも一生健康でいられればそれに越したことはありませんが、生涯病気を一切せずにいる人はごく少数です。
いかに健康な人でも病気やけがをまったくしないということはほとんどなく、健康を害するときはあります。

 

それは年齢に関係なく起こり得ることで、それまでに起こっていなかったとしても決して油断してはいけないのです。
病気やけがを予防したり、なってしまったときすばやく対処するためには、正しい情報を知識として知っておくことがとても大切です。

 

正しい情報を知識として知っておけばいざというときにも慌てないですし、周りの人がそうなったときにも的確な判断をすることができます。
たとえば、最近だと女性の場合は乳がんに対しての向き合い方がクローズアップされています。

 

30代から50代の女性に発症しやすい病気ですが、マンモグラフィーと呼ばれる検査を受けることで早期発見早期治療が実現できます。
また、乳がんの場合は触ってわかるがんですから、自分でチェックすることもできるのです。

 

この事実を知っておけばたとえ乳がんだったとしても命を落とさずに済むかもしれないですし、なるべく早く医療機関で治療を開始することができます。
また、薬を使うにしても早い方が良いのは言うまでもありません。

 

そして、医療の中でも特に重要度の高い救急医療に関しても同じことが言えます。
救急車を呼んでから現場に到着するまではおよそ10分弱と言われていますが、その間に応急処置をできるかできないかによって体の状態は大きく変わります。

 

つまり、その知識を知っていれば誰かの命を自分が救えるかもしれないのです。
また、それは薬に関しても同様の見解をすることができます。

 

どんな症状に対して市販の薬はどれを飲めば良いのか知っていれば、症状を少しでも和らげることができます。
薬に関しては医療機関で医師や薬剤師の判断を仰ぐのが1番安全で安心ですが、一般人も知っておいて損ということはありません。

 

それが健康のために役立ちます。
ですので、健康に関しての知識はどれだけ知っていても無駄にはなりませんし、その知識が健康を守るかもしれないのです。

数年前、私は隆起性皮膚繊維肉腫といわれる、悪性腫瘍の切除手術を経験しました。
30代前半で、子育て真っ只中ではありましたが、宣告されたときは不思議と他人事のようで、「そうか、入院するのか。」程度の意識でしかありませんでした。

 

幸い手術も無事終わり、2週間程度の入院で済みました。それからは定期的に診察や検査を受け、今に至っています。
しかし、3年ほど前、主人の転勤を機に引っ越しをした際に思いもよらないことで苦しむこととなりました。

 

転勤が決まったと主人に言われ、それから自分の仕事の退職の準備や子供たちの転校の手続き、
新しく転居する先の部屋探しや引っ越しの準備と粛々と進めていたつもりでしたが、
引っ越しがまじかに迫ったころ、体に異変が出始めました。厳密に言うと、体と心にです。 

 

まずはじめに軽い胃痛になり、胃が熱く焼ける感じがしたり、しくしくと痛みを感じたり・・。
近所の胃腸科を受診し、胃カメラの検査まで受けました。

 

ところが、この頃にはすでに心の部分で、ずいぶん異常が出ていたように思います。
病院へ行き診察を受け、胃カメラのような形としてしっかりとした診断が出るまでは、不安で不安で眠れないといった症状が出てきました。

 

胃カメラの結果は、軽い萎縮性胃炎はあるもののポリープも腫瘍もなく、きれいなものです。
と言われ、カメラの画像を見せていただきました。そこではじめて、安心して次に進めるといった感じでした。
お医者様にもらった薬はきちんと飲み、それで症状が落ち着いたようにも感じていましたが、今思えば、それも気休めだったのかもしれません。

 

引っ越しがすみ、新しい土地に住み始めても、不安や恐怖に襲われる症状は治まりませんでした。
背中が痛ければすい臓がんかもしれない・・。ちょっとでも手先がしびれれば、脳に異常があるのかも・・。

 

心臓がどくどくとすれば、心筋梗塞かも・・。
ちょっとした症状で、一気に不安に陥り、その症状をインターネットで調べ、悪いほう悪いほうへと考えていきました。

 

その都度、病院へ行き、検査や診察を受け、その症状に対するそれなりのお薬をもらい、しばらく飲むのですが、
検査結果が大丈夫だと分かった時点で、症状は不思議と落ち着いていきました。

 

半年ほどその症状に苦しみました。
私なりに調べたところ、こういった症状を心気症ということがわかりました。
また、私のように自分の症状をインターネットなどで調べることにより(大抵いいことは書いてありませんので・・。)、

 

悪いほうへ考え始めることをサイバー心気症というのだということもわかりました。
ましてや私は、一度悪性腫瘍と診断されたことのある人間です。

 

まさか、がんが転移したのでは・・。私は死んでしまうのではないだろうか・・。などとすぐに考えてしまいました。
これではいけない。私がこんな様子では子供たちにも悪い影響を与えてしまう。

 

そう考え、私は、病気のことは気にしない。ネットでも検索しない。
どうかあれば、気が収まるように病院に行けばいいことだ。

 

と自分に言い聞かせるように生活していきました。
それから、仕事も探し、仕事に熱中することで、気を晴らしていくようにしました。

 

半年ほどは、なかなかうまくいきませんでしたが、そのうち、以前のように普通に生活できるようになりました。
今思い返しても、誰にも分ってもらえない、不安や苦しみをどうしていいか・・、とてもつらかったように思います。

 

無駄にお薬も飲んでしまったり、無駄にCTや放射線の検査を受けてしまったようにも思います。
健康は、心と体のバランスがあってこそだと改めて実感しています。

 

しかし、心の部分は、医療ではどうすることもできない部分であるかもしれませんが、検査を受けて安心する。
お薬を飲んで安心して症状が収まる。体に害がない程度であれば、私は実際の医療的な部分も大変助けになったと感じています。